はじめに
みなさんは普段のPC作業でタイピングをする時、タッチタイピングで作業できていますか?今回はタッチタイピングができていな人向けに、確実にタッチタイピングができるようになる練習方法をご紹介しようと思います。 私は昔、プログラミングやWebデザインに関する職業訓練を受けたことあるのですが、そこには20代前半から40代までの幅広い年代の、それぞれPCスキルもバラバラの人たちが15人いたのですが、今回の記事で紹介する練習方法でその15人全員がタッチタイピングできるようになっていました。 習得にかかる期間はおよそ3週間〜1ヶ月くらいだと思います。 職業訓練校では、パソコン自体がほぼ初心者で、タッチタイピング以前に普通のタイピングすらほぼできないような人も含め、クラスの15人全員がタッチタイピングできるようになっていたので、かなり再現度が高い練習方法なのだと思います。
タッチタイピングを習得するメリット
タッチタイピングを習得しておくと様々なメリットがあります。
タイピングスピードが上がるので、PC作業全般の効率がかなり上がる
画面を見ながらタイピングできるので、入力ミスにすぐ気づけて、結果文章にタイプミスがかなり減る
一般事務作業をしている人なら、職場によってはタッチタイピングできるだけで一目置かれたりすることがある
タッチタイピングが上手にできるようになると、タイピングそのものが楽しくなってきて、普段の何気ない事務作業の中に楽しさを見出したりできるようになるかもしれません
練習を始める前に知っておかなければいけないこと
まず最初に、全ての練習中と普段仕事などの含めてタイピング作業が発生する時に、絶対に下記の4点を意識してタイピングしてください。
タイプしたらその都度必ずホームポジションに戻ってからタイプする
ホームポジションに手を置くときの手の形は、指を第1関節第2関節両方曲げて、猫の手のような形でキーに指を置く。キーに置く指は、指の腹ではなく爪を立てるような感じにして指を置くといいです。(最初は猫の手の形をしてると手が痛くなるかもしれませんが、1週間くらいすると慣れてきて、痛くなくなるともうので大丈夫です。でもあんまり痛すぎたら無理しないでください。文章だけで説明してるので、うまく手の形が伝わっていない可能性があるので)
タイプする時は、指ごとにタイプするキーが決まっているのでそれに従ってタイピングする
キーボードは絶対見ないようにしてタイピングする(5秒以上手が止まってしまったらキーボードを見てキーの位置を確認しましょう)
ホームポジションとは
ホームポジションは左手は小指から順番に「A、S、D、F」親指「Spaceキー」です、右手は親指「Spaceキー」人差し指から順番に「J、K、L、;」です。 また、一般的なキーボードは「F、J」(それぞれ人差し指に対応するキー)に出っ張りなどの触ってわかる目印がついています。 その出っ張りを触ることによって、キーボードを見なくても自分の手が今ホームポジションにあるか認識できるようになります。
指ごとに対応するキーについて
googleなどの検索エンジンで「タイピング 指 キー」で画像検索すると、どのキーがどの指に対応するのかのわかりやすい画像が表示されると思うので、それに習って指ごとのキーを覚えていきましょう。
具体的な練習方法
ステップ1
テキストエディタなどなんでもいいので、文字を入力できる状態にして、10分間「あ」「い」「う」「え」「お」「か」「き」...と順番に五十音を入力していきましょう、「あ」「あ」「あ」「い」「い」「い」...など3回ずつ入力練習するのもいいかもしれません、入力の際は必ずキーボードを見ずにして、1文字入力するごとに指をホームポジションに戻してから次の文字を入力しましょう。 入力の際はゆっくり丁寧に入力してください。絶対に早く入力しようとしないでください。自分の頭の中でどのキーがどの辺にあるのかを認識しながらゆっくりタイピングの練習をしてください。
ステップ2
ステップ1の練習を終わったら、e-typingというタイピング練習サイトで1日1回タイピング練習をしましょう。タッチタイピングに慣れるまでは、もともとのタイピングスピードより遅くなってしまうと思いますが、慣れると絶対に早くなるので、根気良く練習しましょう。
練習メニューについて
すべてのキーの位置をゆっくりでもいいので把握できるようになるまでは、ステップ1とステップ2の練習を続けてください、全てのキーの位置が把握できるようになったら、ステップ1を飛ばして、ステップ2の練習を1日15分毎日してください。(1日に長時間はやらなくていいです、毎日少しずつ練習して指を慣らしていくのが大切なので)
タッチタイピングにかなり慣れてきたら
タッチタイピングにかなり慣れてきたら、1文字入力するたびに絶対にホームポジションに指を戻さなくても、少しずつタイピングを崩しても大丈夫です。(もちろん崩さなくてもいい)ですが本当にかなり慣れるまでは、形を絶対崩さず基本に忠実に練習していきましょう。
おわりに
最初の方はなかなか上手く入力できなくて、苦労すると思いますが、毎日タッチタイピング練習を継続することによって必ずできるようになると思うので、根気良くがんばりましょう。タッチタイピングをできるようになると格段にPC作業効率が上がるので、練習する価値はものすごく高いと思います。 仕事などの日常生活のなかで、タイピングことがあったら、絶対にタッチタイピングを意識して入力することを忘れないでください、普段のタイピング作業も全てがタッチタイピングの練習なのです。タッチタイピングは多くの人にとって、とても役にたちます、学習コストに対して効果の高い投資だと思います。